ゼロから始める建築用語 第1種住居地域とは
おはようございます。こんにちは。こんばんわ。
今日は第1種住居地域について記載します。
結論、第1種住居地域は住居の環境を守ることを目的に指定された地域です。
住居とお店が混在する、住みやすさ重視のごちゃごちゃした印象の街になります。
第1種住居地域は、マンションや戸建、店舗・飲食店・事務所などが混在する街並みになる。
混在はしているがメインは住居地域であるため、大規模な店舗や事務所の建築を制限しており、パチンコ屋などの嫌悪施設は建てられない。
住居専用地域ではないため、日当たりや日影など各種制限の内容がそれほど厳しくなく(北側斜線制限がない)、戸建やマンションが密集したエリアを形成することが多い。
3000㎡までの店舗・飲食店・事務所(オフィスビル)・ホテル・ガソリンスタンドや50㎡以下の工場を建てることができる。
まとめ
第1種住居地域は、利便性の高さが売りです。スーパーやパン屋などの店舗の建設が許可されているため、近所で買い物を済ますことができます。他にも、駅から近い、職場に通勤しやすい、商業施設から近いなどのメリットもあります。仕事で帰りが遅くなってしまった場合でも、夜間営業している店舗があると明るくて安心するという声も聞かれます。
第1種住居地域はアパート経営に興味がある方に向いている地域と言えます。
土地の需要が大きいと同時に活用の選択肢も広い地域です。
商業地域よりも地価が安く、なおかつ周辺の住居専用地域と競合しない用途地域となるため、企業の出店意欲も高いと言えます。物販やサービス業の大型店舗の活用が有力です。