ゼロから始めるファイナンシャルリテラシー サブプライムローン問題とは
おはようございます。こんにちは。こんばんわ。
ファイナンシャル・リテラシー向上のため、
気になった経済用語を改めて見直して行こうと思います。
第一弾はサブプライムローン問題です。
では結論。サブプライムローン問題とは
2008年9月 アメリカの大手投資会社「リーマン・ブラザーズ」が経営破綻した事をきっかけに起こった世界的な金融危機です。
サブプライム・ショックの本質
①.住宅価格が上がり続けるという「借り手の勘違い」
②.住宅ローンで儲けようという「貸し手の強欲」
③.証券化商品で儲けようという「金融機関と投資家の強欲」
以上、③点から来る
「勝者の呪い」による失敗だと言えます。
「勝利」を目の前にすると人間は価値を見失います。
肝心のサブプライムローン問題は長いので以下に載せます。
時間があれば読んでみてください。
’00年 サブプライムローン
信用度が低い返済してもらえないリスクのある層が持ち家を担保に入れ、その持ち家の資産価値の範囲内で借り入れ利用者が急増し住宅ブームが過熱。
’04年 FRB利上げ
ローンの返済金を受け取る権利は「証券化」という手法で高利回りの金融商品に組み替えられ、世界中の金融機関に販売された。
FRBは利上げをすることで今までたくさん出回っていたお金を金利上昇で縮小させ、お金の価値を急激に下げないようにする。
住宅ブームの沈静化、焦げ付き急増で証券化商品の価格が暴落。
’08年「リーマン・ブラザーズ」が経営破綻
信用度の低い人を対象とした高金利の住宅担保貸付け、サブプライム・ローンを証券化した商品を大量に抱え込んだため、住宅バブル崩壊で損失が膨らんだ。
リーマンは米国第4位の投資銀行だが、サブプライム問題などで経営がゆきづまり、2008年9月15日、米連邦破産法11条の適用を申請し破綻した。
結果、更に金融市場の不安を加速させ、ニューヨーク株式市場の株価も暴落
サブプライム問題によって米国だけでなく世界経済にまで影響が及びました。 サブプライムショックと呼ばれる2007年8月には日経平均はもちろんのこと、世界の株式市場で株が暴落する世界同時株安が起こります。 さらに、外国為替市場でもドル円が急落、日米欧による協調介入の甲斐もむなしく、この日を境に4年以上に及ぶ超円高トレンドの起点となりました。
"バブルはいつか弾ける"と言われるように、歴史的に起こるべくして起こった出来事と言えます。
コロナショックが叫ばれる昨今、今の状況に照らし合わせて考えると
不安な感情は脇に置いて、冷静にものごとを見ることができ、
どんな状況であっても自分で考え、判断できる力が必要になります。
あなたの手元にある資産は
今、本当に安全ですか???